今日は12月1日。
日本列島来たから南まで・・・枯れ落ち葉に季節である。
この「ラン菌による炭素循環栽培法」の講座を読んでいる人は、
この季節を、枯れ落ち葉を有効に使う・・・そういうことをする人は・・・・
この講座を深く理解した人である。
地球上の陸上のほとんどの植物は枯れ落ち葉の中で生きている!
こういう説明をした人は、不思議なことであるが・・・農業、園芸、植物界にほとんどいない!
福島原発事故で・・・枯れ落ち葉の除染が大きな問題になっているが・・・
これを見ても解かるように、森林、原野にいかに多くの枯れ落ち葉、
植物死骸が堆積しているか・・・・。
植物が海から陸上に上がってから3億年であるが・・・・
羊歯植物が誕生したのが約2億年前。
そして、この講座の主役である白色木材腐朽菌(ラン菌)が誕生したのが約2億9000万年前。
白色木材腐朽菌より早く褐色木材腐朽菌が誕生したのであるが、
この褐色木材腐朽菌は、植物死骸、枯れ落ち葉のリグニン、セルロースを分解できない。
そういうことで、褐色木材腐朽菌が生まれた時から、白色木材腐朽菌誕生までの、
何千万年の期間は、コケ、羊歯の枯れ落ち葉、植物死骸を分解できないために、
陸上には巨大な羊歯植物の多くの枯れ葉、死骸が堆積した。
これが・・・石炭・・・・???
更に、土中に埋り酸欠で木材腐朽菌が繁殖出来ないためになった石炭もある。
だから化石燃料と呼ぶ。だから燃える!
2億9000万年前、枯れ葉、植物死骸のリグニン、セルロースを分解できる白色木材腐朽菌が誕生。
この菌によって地球の陸上には有機物と植物に有用な微生物を含んだ土壌が形成される。
このことによって羊歯植物から現在のような多くの植物が誕生することになる。
このように書けば、現在、陸上の植物のほとんどは枯れ落ち葉の中に自生することが理解出来よう。
ほとんどの植物は活動エネルギーを澱粉で行なうために・・・光を調達するのに必死である。
そうして作った枯れ葉を・・・植物は無駄にしない。
多年草なら根のエリアに己の枯れ葉を温存する。
リグニン、セルロースというエサを木材腐朽菌に与えるためである。
木材腐朽菌は緑の葉ではなく・・・細胞死骸の枯れ葉、木質を好んで食べる菌だからである!
そういうことで、植物栽培したいと思うなら・・・枯れ葉を削除してはならない。
白色木材腐朽菌を削除してはならない。
この考え方が・・・宇井清太の「ラン菌による炭素循環栽培法である。
ラン菌は「白色木材腐朽菌」だからである。
だから、植物を上手に作りたければ・・・
今でしょ! ・・・・枯れ落ち葉を集めるのは!
そして白色木材腐朽菌を繁殖させること。
腐葉土作りではない!
森林、原野の健康な土壌を作る作業である!
白色木材腐朽菌は・・・ペレポストに含んでいる!
つまり、集めた枯れ落ち葉にペレポストを・・・少量パラパラ撒けばよい!
このとき注意しなければならないことは、
枯れ葉の厚さを10cm程度にすること!
白色木材腐朽菌は好気性菌だからである。
腐葉土を作るように1mも積むと・・・・酸欠を起こして白色木材腐朽菌は繁殖出来ない!
山を歩けば解かるが・・・・山には腐葉土のような「腐敗臭」は無い!
白色木材腐朽菌は「醗酵腐敗」させる菌ではないからである。
腐敗醗酵させる嫌気性菌は枯れ葉のリグニン、セルロースを分解できない。
窒素を添加すると・・・初めて醗酵腐敗をはじめる。
土壌に腐葉土を入れるということは、土壌に窒素肥料を入れると同じことになる。
山には・・・厳密な意味で「腐葉土」は無い。
白色木材腐朽菌が分解した有機物があるが・・・・。
枯れ落ち葉を集めて・・・ペレポスト1号を撒いてください。
来年の春から夏までに・・・・素晴らしい土壌ができる!
これを・・・庭、畑に施与してください!
ほとんど全ての植物が喜ぶ!
特に多年草、樹木・・・・宿根草は・・・本当に大好き。
植物故郷を作れる!
kouza 2ab
今でしょ!
枯れ落ち葉を集めるのは